●委員長に聞く

青年部会 /八方会長インタビュー
◎ 聞き手/中山一昭

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法人会でパワフルな活動をされてこられた青年部会会長の八方淑夫氏は、会社でもプライベートでも活動的な方です。
その八方氏に、青年部会の現状や今後のあり方などをお伺いしました。

人間的な成長が「社会貢献」の基本 
 社会貢献が法人会の活動の前面に出ているように見えますが、実は一人ひとりの成長こそ、法人会青年部会の活動の基本だとおっしゃる八方氏。青年部会のリーダーとして二年間、部会を引っ張ってこられた感想をお伺いしました。
「我々一人一人が勉強して伸びていけば人間的に魅力がふえて、結局それが社会貢献につながるんじゃないか。そういう人間がふえることで地域が活性化するし、地域が活性化すると東京も日本も活性化すると思います。
 それと人間、基本的に明るくないとだめなので、「明るく元気」にということをキーワードにしてやっていきたいですね。いつも笑顔で前向きな姿勢でやれば人も当然集まってくるだろうし、そうするとまた運もついてくる。だから青年部会に入るとそういう人たちがいっぱいいるし、そのような人の集まりに入れば自分も高められるし、また運も向いてくるというようになったらいいかなと思っています」。
 八方氏は、会の活性化についてこうおっしゃいっています。
「任期が三月で終わりで、その後は次の方にやってもらうことになりますけど、会の活性化の基本は、一回一回の例会にいかに多くの人たちに来てもらえるかです。例会に参加していただいてはじめて、法人会のことも青年部会のこともわかっていただける。だから毎回の例会が、みなさんに興味があって、出てよかったな、次もまた参加したいなと思えるものにする。その繰り返しだと思います。出てつまらなかったなと思った方は二度と出てくれない。それが基本じゃないでしょうか」。
 介助犬やメガネのデザイナーなど多彩な講師陣を迎えての講演会など、新しい取り組みをされてこられ、誰もが積極的に参加できる雰囲気を創ってこられた八方氏ですが、その理由はどこにあったのでしょうか。
「やはり自分自身が興味を持てるものをしようと。部会には、皆さん、いわばボランティアで集まってくれているわけです。皆さんに若干の負担感というのはあると思います。しかし、やったなりの充実感というものを持てるような部会を創ってきたつもりなんです。自分たちが楽しめて、勉強になった、そういうものでなければ続かないと思います」。
ロックコンサートからテニスまで 
 自ら社長業を勤めながら、青年部会を引っ張ってこられた八方氏は、プライベートな時間も積極的に楽しまれています。お子さまがおられないとのことで、休日は、ほとんどいつも奥様とご一緒とか。
「テニスをしたり、映画を観にいったり、ロックコンサートを聴きに行ったり、それと下北沢に演劇を観に行くこともあるんですよ。
 最近、クラシックのコンサートも行くようになりました。落ち着けるんですね、クラシックは。
 ロックというと、皆さん驚くこともありますが、我々は、ビートルズやローリング・ストーンズとかイーグルスとか、そういう時代に育ちましたから、当たり前なんですよ。最近、リバイバルで流行ってることもありますしね。あと本などの活字にもできるだけ触れるようにしようと思っています。
 そういう時間が、実は自分にとって大切だったりするんですよ」。
 法人会を含めて、いまほど組織の在りようが問われているときはない、とおっしゃる八方氏。何のためにある部会なのかを問う必要を強調されています。
「もちろん皆さんそのようなことを考えていると思いますが、ただやみくもに『入ろうよ、入ろうよ』っていっても、なかなか難しいんじゃないでしょうか。
 けれども、法人会としての一番メリットというのは地元に密着しているし、あの人が入っているから入ろうっていうのがありますよね。
 それはどういうことかというと、会員一人一人の魅力を高めないとやっぱり会員は増えないですよね。
 地元に密着している会ですから、あの人は入ってる、あの人を知っている。そういう顔の見える団体だからこそ、入っている一人一人が魅力的でないと会の魅力にならないと思います。
 そして入ってこられる方々が、会に何を一番求めるか。
 アンケートによると、やはり研修などで自分たちを高めたいというのが一番なんです。
 社会貢献も大切なことですが、むしろそのためにも、我々一人一人が人間として魅力的になり、成長できる会じゃないとだめだし、会も魅力的にならないと考えています」。


 

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第六支部長 /関根銀蔵
会報によせて
 「会員増強運動」に付いて私の思った事の一部分を述べてみたいと思います。
 六支部は、本天沼一、二、三丁目、下井草一丁目からなる地域で法人活動をしています。商店街は日大二高通り、また早稲田通りにはさまれたドーナツ形の地域です。中心分は住宅地で商店は少ないです。
 私個人としては仲々増強は困難のように思っています。
 新設法人の方は営業活動は地元ではなく多方面で活動され申告は荻窪で、そのような中で経営者の方にお合いする機会が大変むずかしい現状です。組織強化のため新設法人の方の入会お待ちしてます。
 私もこの法人会に入会して多くの人と知り合い勉強をしたり教えられる事も多くありました。
 これからも法人会の皆様方の御指導を宜しくお願い申し上げるしだいです。
関根銀蔵氏のプロフィール
 杉並で出生。小学校は第五。中学校は天沼中学校の一期卒業生です。
 現在生活している所から一歩も外へ出たことがありません。

【商売のお米やさんはいつからですか】
 昭和五年父親開店、現在二代目です。開業より七十年になります。
 その中、米屋も戦後の混乱期も過ぎ、日本の経済も高度成長の時期に米屋は恩恵に恵まれることは少なかったよう思います。
 仕事は米、灯油を販売していますが地元に長いこと住んでいますと思いきった仕事が出来にくいです。
 商売の現状は、新規参入生協スーパー、コンビニエンスストア、GSスタンドなど所かまわず申請すれば許可され、店舗数が拡大され古くからの米屋は衰退するばかりです。仕事は家内と二人で頑張るしかないです。


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第二十七支部長/岡田暢夫
 お付合いの気持ちで会員になった私は正直のところ法人会の実体について無関心でした。支部長を拝命し理事として登記される事を知りたいへん驚き、これは企業の取締役の役、今一度定款を読み義務と責任の重さを痛感し、その使命感を強く自負した次第。先輩役員、会員のご協力でこの大任も後一ヶ月余で大過なく終了させて戴けることを厚くお礼申し上げます。
 私は宮前地区支部長として十人目にあたるそうで大変名誉な地位を授けられた事に感謝致します。
 私が社会人の仲間入りしたのは昭和二十五年当時の日本はマッカーサーの占領下で「農地改革」(米倉に米俵が入ってこない)「預金封鎖」(ドイツ語辞典を買う金を親から貰えない)「新円切替」(ヤミ商売の横行で新円成金誕生)「ドッジライン」(新税制施行)「外貨不足」(外貨割当て獲得に通産省へ日参)今でも昨日の如く鮮明に脳裏に甦って来る辛い日々でした。日本は前述の過酷な占領政策を克服し高度成長期を謳歌したが、その副作用で公害問題に頭を壁にぶつけ企業の成長は低迷、バブルの崩壊、平成不況のトンネルを抜け切れずIT産業に期待して二十一世紀の世界的メガコンペイティション(大競争)に参加する企業間の格差は益々拡大傾向の様相が伺われ、世の中のスピードに合わせえないもどかしさが募るばかり。京都薬科大学卒業後某メーカー研究所に就職。給料を貰う為に入社したが早々と給料遅配に遭遇、下宿代が払えない。世間の無常を骨身に滲みながら自己防衛を座右の銘とし自立を模索しつづけた。
 結婚を機に昭和三十二年杉並区浜田山に(株)東京堂薬局を開局、幸い愚妻は昭和薬科大卒業で薬剤師二人の調剤薬局を志向し経営に当たったが時に利あらず、メーカーの問屋系列化と人件費高騰の波にのまれ昭和四十七年閉局。
 平成元年(有)オカダ・エステートを立ち上げマンション経営に専念現在至ってます。従って私の会員歴は杉並十五年荻窪十三年通算二十八年になります。
 会員勧奨は故城所組織委員長が蒔かれた種を役員一同丹念に刈取る作業に励み私は七名のお勧奨を墓前の花として供えることができました。
 種を蒔く人の存在、ターゲットを定め落城するまで執拗な攻略、改めて「城」の落とし「所」を伝授していただいた故城所社長のご冥福をお祈り申し上げます。



  税務コーナー
有価証券の評価方法について
企業会計制度が原価主義から時価主義に移行しているなかで、税務上もこれに対応した改正が行われています。
今回は、時価法の導入による有価証券の評価方法の変更にともなう税務上の取扱について説明します。

1. 法人の事業年度終了の時の評価方法
平成12年4月1日以後開始する事業年度から、有価証券の評価に関して改正が行われています。改正の内容は以下のとおりです。
有価証券を [1]売買目的有価証券、 [2]満期保有目的等有価証券、 [3]その他の有価証券に3区分します。
[1]売買目的有価証券
売買目的有価証券は、時価法により評価をします。
売買目的有価証券の事業年度終了の時の評価額は、時価法により評価した金額とし、時価と帳簿価額との差額については、洗替方式により評価損益を「益金の額」または「損金の額」に算入します。
【売買目的有価証券とは】
(1)短期的な価格変動を利用して利益を得る目的(以下「短期売買目的」といいます。)で行う取引に専ら従事する者が、短期売買目的で取得した有価証券
(2)短期売買目的で取得した有価証券で、その取得の日に「売買目的有価証券」等の勘定科目により区分した有価証券(qに該当するものを除きます。)
(3)短期売買目的の有価証券を取得する金銭の信託(合同運用信託、証券投資信託等を除きます。)として、信託財産となる金銭を支出した日に区分した金銭の信託のその信託財産に属する有価証券
【時価法とは】
事業年度終了の時において有する有価証券を銘柄ごとに区分し、その銘柄を同じくする有価証券について、事業年度終了の日の最終売買価格等にその有価証券の数を乗じて算出した金額をその評価額とする方法です。
[2]満期保有目的等有価証券
満期保有目的等有価証券は、原価法により評価をします。
償還期限及び償還金額の定めのある有価証券については、償却原価法を適用して帳簿価額と償還金額との差額のうち各事業年度に期間配分すべき金額を加算または減算した金額を期末帳簿価額とし、その加算額または減算額を税務上「益金の額」また「損金の額」に算入します。
【満期保有目的等有価証券とは】
(1)償還期限の定めのある有価証券(売買目的有価証券に該当するものを除きます。)のうち、その償還期限まで保有する目的で取得したものとして、その取得の日に「満期保有目的債券」等の勘定科目により区分した有価証券
(2)企業支配株式(法人の特殊関係株主等がその法人の発行済株式の総数又は出資金額の20%以上に相当する数の株式または、出資を有する場合におけるその特殊株主等の有する株式又は出資をいいます。)
【原価法とは】
事業年度終了の時において有する有価証券について、その時における帳簿価額をもって評価額とする方法です。
【償却原価法とは】
事業年度終了の時に償却原価法適用前の帳簿価額と償還金額との差額のうち各事業年度に期間配分すべき金額を加算または減算した金額を期末帳簿価額とし、その加算額または減算額を税務上「益金の額」または「損金の額」に算入する方法です。
[3]その他の有価証券
その他有価証券(売買目的有価証券及び満期保有目的等有価証券以外の有価証券)は、原価法により評価を行います。

2.まとめ

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3. 低価法の廃止
従来、上場有価証券の評価方法については、「低価法」による評価損の「損金の額」への算入が認められていましたが、平成12年度の税法改正により「低価法」は廃止されました。
よって、「満期保有目的等有価証券」及び「その他の有価証券」について評価損が生じても「損金の額」に算入できません。